白身魚の代表例は、マダイ・ヒラメ・カレイ類・マダラ・スケトウダラ・サケ類・ホキ・アンコウです。「白身魚」は一つの魚の名前ではなく、筋肉中の色素タンパク質が少ない魚を指す呼び方です。見た目が赤いサケも白身魚に分類されます。
この記事では8つの代表例を、売り場で見かける形と料理の候補で整理します。魚種によって脂の量や身の性質は異なり、「白身魚ならすべて低脂肪」「すべて刺身にできる」という意味ではありません。確認日:2026年9月15日。
白身魚の種類一覧|代表的な8例
| 魚の名前 | 売り場で確認すること・料理の候補 |
|---|---|
| マダイ | 丸魚・切り身・刺身用を区別。焼き物、蒸し物などに |
| ヒラメ | 刺身用と加熱用を確認。加熱料理ならムニエルなども候補 |
| カレイ類 | 種類や大きさを確認。煮付けや唐揚げなどに |
| マダラ | 生の切り身と塩をした商品を区別。鍋や蒸し物などに |
| スケトウダラ | 身を食べる商品や、すり身などの加工原料として見かける |
| サケ類・サーモン | 生食用・加熱用・塩蔵品を区別。焼き物やフライなどに |
| ホキ | 冷凍フィレやフライ原料として見かける。商品の調理方法を確認 |
| アンコウ | 鍋用など、用途に合わせて処理された商品を選ぶ |
これは代表例と料理の候補を編集部が整理した表です。全国の流通量ランキングや、全魚種の一覧ではありません。「カレイ類」「サケ類」は複数の種類を含むため、8例を厳密な8魚種の数え上げとして扱っていません。
赤身魚・青魚との違い
大日本水産会の魚食普及推進センターは、赤身・白身を見た目だけではなく色素タンパク質の量で区別すると説明しています。一方、青魚は背の青い食用魚に使われる呼び方で、赤身・白身と同じ分類軸ではありません。
赤身魚の例にはマグロやカツオ、青魚と呼ばれる例にはアジ・イワシ・サバがあります。切り身の一部分だけを見て判断するのではなく、魚種名とその説明を確認しましょう。出典:大日本水産会「赤身魚と白身魚の違い」。
サケが赤いのに白身魚なのはなぜ?
農林水産省はサケを白身魚に分類しています。赤い身の色はアスタキサンチンという色素によるもので、マグロなどの赤身とは理由が違います。
「白身魚」という名称だけでは脂質量や味まで同じになりません。料理や栄養成分を比べる際は、サケ・マダラなどの魚種と商品を揃えて確認してください。出典:農林水産省「サケは赤身の魚ですか、白身の魚ですか」。
白身魚フライは何の魚?
「白身魚フライ」という料理名だけでは魚種は一つに決まりません。例えばニッスイの「夕食用白身魚フライ」はホキを使用しています。これは一商品の例であり、他社商品や店のフライも同じ魚だとは限りません。
袋の原材料名、商品説明、店舗の案内で魚種を確認しましょう。骨取り・衣付き・加熱済みなどの違いも、調理方法を選ぶ際の手掛かりになります。出典:ニッスイ公式ショップの商品情報。
料理から選ぶときの考え方
- 鍋や蒸し物なら、用途に合う大きさに切られたマダラなどから選ぶ。
- 煮付けなら、カレイ類などの切り身・丸魚のサイズを鍋に合わせる。
- フライなら、フィレの厚さや骨の処理、商品の指定調理方法を確認する。
- 塩をした魚を使う場合は、生の切り身と同じ味付けをそのまま重ねない。
料理例は選択肢であり、同じ名前の魚でも部位・厚さ・加工状態で調理は変わります。魚種だけで下処理や加熱時間を固定せず、レシピと商品の説明を確認してください。
刺身用・加熱用と食べる人の条件を確認
白身魚かどうかと、生食できるかどうかは別です。購入時に用途表示を確認し、加熱用を見た目の鮮度だけで刺身にしないでください。家庭での冷凍だけであらゆる危害がなくなるという意味でもありません。
寄生虫対策については厚生労働省のアニサキス予防情報を参照できます。酸味や薬味を足すことを、必要な処理の代わりにしないようにしましょう。
骨取り表示があっても食べる際に骨を確認し、アレルギーがある場合は魚種・加工品の原材料を確認してください。乳幼児や飲み込みに不安がある方への提供は、白身魚という分類だけで時期や形状を決めないことが大切です。
旬・産地・価格は魚種ごとに調べる
白身魚全体に共通する旬や市場価格はありません。比較する際は、魚種・産地・天然か養殖か・大きさ・加工状態・日付を揃えます。締め方だけで価格が必ず何倍になる、といった説明も避ける必要があります。
季節から探す場合は魚の旬カレンダーも参照してください。
2026年9月15日訂正:白身魚の表に混入していたズワイガニを削除し、魚種の分類と料理例に整理しました。出典を確認できない市場価格の倍率や、白身魚全体の栄養・安全性を一律に扱う記述も見直しました。


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